時計の針は午前3時を回った。 街は深い眠りにつき、静寂だけが私の部屋を支配している。
眠れない夜は、無理に眠ろうとしないことに決めている。 お気に入りのマグカップに熱いコーヒーを注ぐ。立ち上る湯気と、深く焙煎された豆の香り。
2023年の夜は、なぜだか少し長く感じる。 一口含むと、苦味とともに温かさが体に染み渡る。
この静かな時間は、世界で私一人だけが起きているような錯覚を覚えさせる。 思考はクリアになり、昼間には見えなかった答えが、ふと浮かび上がってくることがある。
夜明けまでの短い時間、この孤独で贅沢なコーヒーブレイクを楽しもうと思う。